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麗加の家・下野まちさんぽ

そろばん,学習,書道 中川学院 中川 賢一 先生

こども達の可能性を引出す、未来の土壌をつくる学び舎

昭和53年開校。二世代に渡った、
どこか懐かしさと温かみを感じる教室。

今回は、大松山公園よりほど近い中川学院へお邪魔した。この学院では、珠算・学習・習字と多岐に渡る授業を行っている。昭和53年以来ということで、生徒の中には親子二世代で通う子もいる。

伺ったこの日は珠算の日。珠算といえば、静かにそろばんをはじく音がひびき渡るのをイメージするが、ここでは意外な光景が…。 先生の合図でこども達が鞄の中から出した物は、なんと『マイけん玉』。九九の音楽が流れ、こども達は一斉に椅子に立ち、歌いながらけん玉をするのである。

主催の中川先生に理由を伺うと、「遊び感覚のけん玉で、動体視力・集中力・処理能力・物事の切り替えなど、いろんなことを培っている」とのこと。

ほかにも、時間制限内にマスを埋めるかけ算プリントなど、授業内容にはも様々な角度から考えられた内容が盛込まれる。間違えた問題は声に出して100回、手の甲にペンで書いて、消えるまでには覚える。基本を徹底することで、難しい問題にも強くなる。

その一方で、教室には学びながら先生とのやり取りを楽しむこども達の元気な声が響いている。ひげをたくわえたその先生の目は慈愛に満ちている。ここは心を育てる教室だと感じた。


こども達と先生
合間の表情

九九の歌を口ずさみながらけん玉中。ペースはそれぞれだが上手に手元を動かす。「九九はパズルと同じ、子どもは遊び感覚」と先生は言う。 計算を楽しくするのも難しくするのも、学び方一つなのだ。

合間に見せる賑やかな表情とは一転、先生の合図とともに真剣な表情へ。集中への切替が早い。

間違えた箇所は、何度も声に出して覚える。復唱した数はカウンターでしっかりチェック。

こちらも間違い箇所のチェック中。手に書かれたという恥ずかしさは、次に間違えないためのおまじないになる。

そろばんの答え合わせも、確実にしっかり答えを出させる。

中川学院出身のこども達は、数々の賞を受賞。

沢山の新聞の切抜きは、その活躍を物語っている。

教室内の壁には、『月間優秀作品』と題された一面習字の作品や賞状が飾られている。のびのびと誇らしげに書かれた文字は、見ていても清々しい気持ちになる。

今年で35回になるグリムの里新春書初展は、元々、中川学院から始まった。今現在では県知事・警察署長をはじめ、50の団体が賞を設けている大きな大会だ。あえて賞に大きな優劣はない。賞をもらうことがこども達の励みになるからだ。書初展

今回の取材を通して、学習塾の本来の在り方を目の当たりにした様に思う。楽しそうに色々お話してくださった中川先生と、こども達の生き生きした表情がとても印象に残った。

お店の情報

■ 中川学院の詳細

所在地 栃木県下野市石橋706−8
お問合せ先 0285-53-4388
学習内容 学習/珠算/書道

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