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麗加の家・下野まちさんぽ

吊るし雛人形作り 増山 代視子さん

ひとつ、またひとつ。ちいさな縁起物に想いをこめた針仕事

作り手の人柄漂う、可愛らしいつるし雛

部屋に漂うコーヒー豆の良い香り。今回おじゃましたのは、下野市下古山の増山代視子さんのお宅。手挽きの豆で淹れたコーヒーを頂戴しながら、趣味で始めたというつるし雛のお話を伺った。

部屋には、これまでにできあがったつるし雛が賑やかに飾られている。 「きっかけは、お友達に教えてもらったさるぼぼのお人形なの。」そこからひとつ、またひとつと、縁起物の小さな人形達は増えていき、1か月で1つの吊るし雛を制作するまでになったそう。ひとつひとつ手にとって、満遍の笑顔で話をしてくれる増山さん。作り手の人柄が、雛にも現れているようで、とても生き生きと見えてくる。

和柄の古布などを使い、細かい作業を要する雛。かなりの手間と、技術がいる作業。

つるし雛に関わらず、手先が器用な増山さん。ブリザードフラワーなどの素敵な作品が部屋に並ぶ。

ひとつひとつに縁起の意味が込められている雛。出来上がるたびに幸せな気持ちになれそう。

制作のきっかけになった『さるぼぼ』。「猿」という読みをかけて、災いが"さる"、家庭"猿"満(かていえんまん)、 "猿"むすび(えんむすび) などの意味が。

現在は、十二支の雛を制作中。写真は左から羊・猪・ヘビの雛。愛らしい表情で出来上がりが楽しみだ。

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